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サーム (シャー・ナーメ) : ウィキペディア日本語版 | サーム (シャー・ナーメ)
サーム (Sām 、سام、またはSaamとも綴られる)は、古代のペルシア神話に登場する英雄で、長編詩『シャー・ナーメ(王書)』においては重要な登場人物の一人である。ザールの父、そしてロスタムの祖父となる。 == 『アヴェスター』 ==
サームの名は『アヴェスター』に見られ、英雄は彼の家族だとされている〔カーティス,薩摩訳 (2002), p. 45.〕。 後に成立する『シャー・ナーメ』にもサームが登場するが、そこでのサームと『アヴェスター』でのこのサームとには明確な関係性が認められないという〔カーティス,薩摩訳 (2002), pp. 45, 47.〕。また、『アヴェスター』にはザールもロスタムも登場しないことから、『シャー・ナーメ』においては作者があえてサームをザール・ロスタムの父・祖父の位置に据えたとも考えられている〔黒柳 「解説」『王書 - ペルシア英雄叙事詩』, p. 435.〕。
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